介護士になって、何だかんだで14年くらい実務経験を積んできたはず。
しか~し、未経験のことは多々ある。
今月は、ついに、そこに挑んでみた!

大興奮の講習

以前から「いつか受けてみたい(受けなきゃダメだよね)」と思っていた
「普通救命講習Ⅰ」に出陣して参りました!
消防署の講堂に入り、いざ受付。
ふと見ると、いました、アレがゴロゴロと。
そう、胸骨圧迫の練習ができる、上半身だけのお人形さん。
いっぱいいる~、ギャ~、興奮して血圧上がるわぁ!

素晴らしい小学5年生

目の悪いワシは眼鏡をかけ、最前列のど真ん中を陣取る。
隣に現れたのは小学5年生の子供さんとお母さん。
こんな小さなうちから偉い!
オバサンなんて50歳目前でやっと講習を受けに来たのに…。
将来が楽しみだ、としみじみ。

1時間の座学開始

映像を見て、説明を受けて、ちょいちょい質問をぶっこまれ。
講師の方も、以前はごく一般の人という状態で、
色々な経験をしたうえで講師になったとのこと。
そうだよね、家族に何か起きた時ですら、パニックになるもんね。
街の中とかでいきなりそんな事態になったら、そりゃワタワタするわな。
以前勤めた施設のナースも言っていた。
「普段は何も持ってないからね、丸腰だからさ、目の前で何か起きたら
やっぱり焦るんだわ」と。
遭遇したくはないけれど、そうなったら、やるしかないもんな。

2時間の実技開始

きました、胸骨圧迫人形(そんな名前ではないだろう)に触れる瞬間が!
圧迫の深さ、きちんと戻っているか、圧迫の速さ、全てが分かるあのセンサー。
優れモノだわ、欲しいわ。
男性は力があるせいか、いきなり全てがバッチリ、素晴らしい!

AEDは圧迫の速さの目安になる音が常に鳴っているんだね、知らなかったわ。
それをきちんと聞いておやりなさい、ってことなんだな。なるほどなぁ。

「救急車を呼んで下さい」ではなく、「119番通報を」と
具体的に指示を出すとか。
通報をしてもなかなか繋がらない場合は切らずに繋がるまで待つ、とか。
スピーカーにして両手を使えるようにしておく、とか。
どれもこれも、なるほどと納得する内容だ。

人工呼吸にも挑戦

最後に希望者だけ、とのことで、実は「やらんでもイイかな」と思っていたが、
勿体ない、折角の機会だからと参加。
肺を破裂させそうなくらい吹き込んでしまったが、
フ~ッと入れる空気、あんなに少なくてイイとは驚き。
思っていたのとは全然違った、やってみて良かった!

ものすご~く勉強になった3時間。有意義だった。
漠然と想像していたのとは違う。
まさに「百聞は一見にしかず」。
「普通救命講習Ⅱ」もぜひ受けたい。

知識や経験を得るのは、いくつになっても嬉しいものだな。
緊急事態に出会わないのが一番だけど、そんな時が来たら、
ためらわず、落ち着いて対応したいものだ。

興奮の3時間、質問に丁寧に答えてくれた講師の皆さん、ありがとうございました!

投稿者

ワシ

北海道某市在住の介護福祉士

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