こまめにやってりゃ困らないのに…
そう思うのが大掃除。
風呂・洗濯機・洗面所・台所はやりましたよ。
しかし、まだまだあるさ、やるべき場所がね。
地道にやりますよ、予定では。

斬新な拒否

入浴を拒否する入居者さんがいる。
そして、ちょいちょい担当する機会がある。
昨日もだ。
午後からの入浴だが、昼飯の時点でご機嫌斜め、そのまま欠食。

入浴してくれる気がしない、気分は負け戦。
臥床していたが、ソロ~リと近づいてアタック。
車椅子に座ってもらい、入浴準備をし、居室を出るまでは成功。
しかし、「お風呂は行かないよ」と、静かに、それでいて頑なに拒否、で、諦める。

入浴せずとも洗濯をしなければならない、身2生1だから。
洗濯をさせてほしいと声をかけた。すると…

「アナタ働き過ぎ!そんなに働かなくてイイの!」
「何にも仕事してないんだよ、せめて洗濯させて下さいよ」
「ダ~メ、今日はもう仕事はおやめなさい」

潔く撤退。仕方ない、今日はあまりにも分が悪い。
それにしても…よく働く人という認識はしてくれているのだな、と。
嫌われてはいないんだな、と。
思うもよらない形での拒否、複雑な心境になった。

介護士

ワシ自身も大した人間ではないが、他の職員を見ていると、
「この人は介護士なのだろうか?」と思うことが多々ある。
些細なこと、それでいて大切なこと、それが抜けているように感じる。
やり過ぎ、やらな過ぎ、色々ある。

そして思うのは、「ご老人達は介護士の仕事をよく見ている」ということ。
入浴介助の時、それがテキメンによく分かる。
他の職員に対しての苦言を呈されることがよくある。

と言うことは、ワシのことを良く思わず、苦言を呈している人もいるだろう。
肝に銘じなくてはならない。
でも、自分が褒められると悪い気はしない。
全てではないけれど、自分の考え方や仕事の仕方が、
間違ってはいない部分もあるんだろうと。

難しい仕事だ。でも、誰にでもできる仕事だとも思う、良い意味で。
本当に素晴らしいのは、誰にも相談できず、苦労をしながら、
自宅で介護をしている、ごく一般の、介護士ではない市井の人たち。
そういう人達に目を向けられる、そんな介護士でありたいものだ。

と言いつつ、欲を言えば、介護士の給料を上げてもらいたいぜ!

投稿者

ワシ

北海道某市在住の介護福祉士

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