2連休初日、カーテンを開けると、また雪が降っている。
モサモサと降っていて、真っ白くて何も見えない。
休みで良かった~!
「苦海浄土」読了
石牟礼道子さんの「苦海浄土 わが水俣病」、ついに読み直し完了。
とにかく凄いな、この本は。
淡々とした文章で、それでいて鬼気迫るものがある。
石牟礼さんご本人の気持ちは前面に出てこず、ひたすら経緯を書き連ねている。
しかも、患者さんの言葉は聞き書きではないのが驚きだ。
「憑依」の一言に尽きる。
だからこそ、石牟礼さん本人の気持ちが出てこない。
繁栄の陰で何が起きていたのかがよく分かる。
こんな本を書けるのは、神様から与えられた才能に違いない。
3連休がついている!
昨日、次のシフトが出た。
まさかの3連休がついている。
飛行機で実家に帰ろうかな、2泊できるぞ。
本当は1週間くらい実家に帰りたいが、勤め人はそうはいかないし。
会える時に会わないで後悔するのはイヤだしね。
親に会って、こっちに帰ってくる時の一抹の寂しさって、何とも言えないわね~。
お婆ちゃんの本音
今年96歳、年女の入居者さんがいる。
ワシはその人に好かれている。
入浴介助で訪室すると泣き出した。
ワシが行ったのが嬉しかったらしい。ありがとうよ。
しかし、その後の発言が問題だ。
その入居者さんは、ある職員が大嫌いだ。
理由は2つあり、どちらも納得のいく理由だ。
で、「あの職員をよこさないでくれ」と泣くのだ。
うんうん、気持ちは分かるよ。
しかし、ワシにはどうにもできない。
いや、待て、どうにもできないか?
管理者に話してしまおうか、こうやって泣いて懇願されたことを。
で、昨日話した。
その職員に関して、宜しくない意見が出ていることは知っていたらしい。
誰からかは知らんが。
とりあえず、この入居者さんが当該職員を嫌う理由は、ぶちまけた。
今後、どうするかは知らん。
その職員をサービスにつけない、というのも、なかなか難しいし。
せめて、ワシは楽しく過ごせるようにしてあげるしかない。
ワシ自身も色々言われているだろう、覚悟はしている。
全員に好かれようなんて野望はない、無理だし。
人と相対する仕事、ましてや体に触れる仕事、難しいもんだ。