今日は日曜だ。
平日が休みだと、相方が仕事でいないから、
自分の時間を思う存分満喫できる気がして嬉しいんだよね。
次の休みは平日だから、ワクワクしながら待つとするか。

「生命科学者たちのむこうみずな日常と華麗なる研究」読了

53冊目は仲野徹先生の本。
誰がどんな発見をしたかは専門的過ぎて理解できない内容が多々、と言うかほとんどだが、
やっぱり面白い。仲野先生が書いた本、というだけで面白いのが分かるってもんだ。
日本人の名前もちょいちょい出るけど、野口英世とかは遠い世界の人と言うか
ポカ~ンとしちゃうが、本庶佑(ホンジョタスク)先生だと
「オプジーボ!」となって、興味が湧いてくるんだよね~。

お姫様を見た気がした、13日の金曜日

決して楽しい話ではないのだが。
10時から掃除・洗濯のサービスに入り、45分に終了。
廊下で出会った管理者が「○○さんが亡くなりました」と。
ナースが退室して、明けの職員が様子を見に入室したら…ということだったらしい。
多分30分くらいの間に、独りで彼岸への旅に出たのだろうと。
ワシが入職する前から、何度も山を越えて頑張ってきたらしいが、
ついにお別れの日が来たんだ。

容貌が全く変わらず、本当にかわいい顔をしていた。
眠っているとしか思えなかったが、やっぱり冷たかったね。
だからこそ泣けたね。仕方ないと分かっちゃいるけど、
独りだったのが残念だ。せめて静かな最期であったと思いたい。

納棺された姿を見ることはできなかったが、
周りを花で囲まれていたとしたら、きっとお姫様のように見えたことだろう。
顔を見ることすらできなかった職員もたくさんいる。
ワシは、幻のお姫様を見れただけでも幸せなんだ。
勝手に想像するその姿は、何年経っても心に残るに違いない。
さようなら、かわいいお姫様。

介護士は2月と10月に別れが多い、と、おっ母さんはよく言っていた。
そうねぇ、そうかもね。
人の死から逃れることはできない仕事、それが介護士。
毎日楽しく、一生懸命働いて、ご老人達の笑顔を記憶に留めておきたいものですな。

投稿者

ワシ

北海道某市在住の介護福祉士

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