雪が融けて道路が出た!手袋もいらなくなった。
春がジワジワと近づいてきた、イイねぇ。
桜が咲くのが待ち遠しいよ。

ムカムカした朝

昨日も早番。夜勤者に若干の難がある。
なぜなら、会社に入ろうにも鍵を開けてくれていないことが多い。
そんな2人組だから「まさかね…」と思いながら出勤。

はい、まさかの締め出し、鍵が開いてない。
玄関のインターフォンを押すと悲鳴が聞こえる。
「鍵開けて下さいよ…」と呟くと開錠。
悲鳴上げるなよ、怖いよ。
普通の民家で悲鳴が聞こえたら事件だよ。

更なるムカムカ

2人組のうちの1人は、ワシの中では「誤薬の女王」。
誤薬続きで薬に触ることができなくなった60代のオババ。
このオババは他にも問題がある。
食事介助が必要な入居者さんを怒るのだ。
こぼしたり、手で食べたりすると「ちゃんとスプーンで食べて!」とか言う。

ワシ、実は、入社当初から、怒られている本人ではない入居者さんから
苦情を承っているのだ。
「あの人の怒る声を聴くと食欲が失せる」
「いつも食事介助をするのは同じ職員ばかり。
他の人はただ見てたり怒ったり。
あれって本当にヘルパーなの?」

仰る通りでございます、そのお気持ち、よ~く分かります。
食事介助が必要な人に対して何もしないで怒る、言語道断でございます。

自分の親がそんな風に言われたら、その介護士をタコ殴りにするね。
「お前、自分のやるべきことを理解してないだろ」と。
認知症の人に「どうして認知症になったの?治してよ!」と言っているのと
同じことだからね。
だから、オババを見るだけでムカムカする。

作戦決行、そして一層ムカムカ

オババは食事介助はしたくないのだろう、そのくせ怒る。
食堂にいられると、ワシも入居者さんも精神衛生上、良くない、いや、すこぶる悪い。
ならば、食堂にいさせないようにしよう。

というわけで、夜勤者2人が配膳しているのをガン無視し、
食事介助に集中。すると…

「配膳してほしいんだけど」ときた。
「2人でできるじゃないですか」と答えると
「そういう決まりになったの?」とブツブツ言っている。

おい、お前、決まりを守らないで誤薬連発したから薬に触れないんだろ。
薬に触れない介護士なんて半人前だろ、素人以下だよ。
薬に触れず、ご老人を怒る、そんなんで介護士ヅラされたら
世の中の一生懸命頑張っている介護士に失礼だよ。
お前と同じ土俵にいるなんて屈辱的だよ。

ワシはオババが配膳している間にガンガン食事介助して服薬して、
居室へ誘導という仕事を作ってやっているんだよ。
そしたら次々誘導する状況になり、食堂にいてもらわなくて済む。
だって、それしかできないんだから。役立たずなんだから。
「立ってるものは親でも使う」的な人間なんだろうね、
鍵も開けてくれてないくせにさ。

究極の結論

職員不足の中、こういうことを言うのは良くないと分かっちゃいるが、敢えて言う。
オババ、現場に出るな!存在が迷惑だ!

「まだ もっと、もっと」読了

瀬戸内寂聴さんの75~85歳までの10年の記録。
波乱万丈の人生だったと思うが、それが実になった稀有な人だろう。
一緒に酒を飲んでみたかった。
寂聴さんが師と仰ぐ、今東光さんの本も読んでみたいものだ。

投稿者

ワシ

北海道某市在住の介護福祉士

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